喫茶店と共に歩んできた我が人生
私は、自分の嗜好というものが時代と一致する事が殆どなかった。 ファッションにしろ、音楽にしろ、インテリアにしろ、、、
そんな中、唯一合ってくれたのが、喫茶店の存在である。
私は1962年生まれ。 すでに街に喫茶店が溢れていた時代。
8才の1970年には、日本で喫茶店が最も多い年となる。
その後、下降線をたどりつつも、私が30代だった1990年代までは、小さな町のあっちにもこっちにも、喫茶店はあった。
ストレスの多かった幼少期、思春期、青春期、喫茶店は、私にとって、心の避難場所だった。
この世に喫茶店という存在がなかったら、私はとうにストレスに押し潰されて自殺していた事、必至である。
中でも、私の内で印象深かったジャンルの喫茶店はーーー
幼少期には、大バコの純喫茶である。
ーーーそう、まだ特殊喫茶があったために、紛らわしくない様にとの理由で頭に「純」を着ける必要があった時代の喫茶店。
店内には池があり、噴水がほとばしり、ビーナス像が佇み、客席は幼い私がうずもれてしまうほどのゆったりソファ。 BGMはたいていポールモーリア。
そこで私は、フルーツパフェにしようかプリンアラモードにしようか、ナポリタンにしようかミートソースにしようか、毎回、嬉しく悩んだものである。
大人達の中には、ジンフィズやバイオレットフィズ、カカオフィズを傾けているお客さんも多く、「大人になったら、あれも飲みたいな!」と、胸ときめかせたりもした。
又、蟹サラダがある純喫茶も少なくなく、ある時、蟹サラダを頼んで後でメニューを確認したら、1000円と書いてあったので、子供心に驚いた事がある。
1960年代の1000円だから、今の幾らになるのだろう、、、?
中学生になると、珈琲専科と冠された、数多くのストレートコーヒー、アレンジコーヒーを提供する喫茶店もドドッと出店してきた。
私はこのテの喫茶店のどこが一番好きだったかというと、焦げ茶色をした木造りの内装だった。
照明も、一寸薄暗く、とても落ち着けた。
メニューでは、あれこれ試してみた末、ウインナーコーヒーがお気に入りとなった。
ある珈琲専科の喫茶店では、壁に貼られていたメニューの、ウインナーコーヒーの横に「空を飛ぶ」と記されていたので、これはどういう意味ですか?と尋ねたら、ウインナーコーヒーの生クリームはふわふわで雲みたいだから、というユーモラスなお答えが返ってきた事もある。
高校になると、元ヒッピーの経営する、コーヒーとカレーとチャイの喫茶店が登場した。
インドに移住していたヒッピー達が帰国してきた時代だったのだ。
そして、元ヒッピー達の一部が、インドで直接覚えたカレーを日本米にも合う様にアレンジして、店で出した、という訳である。
当時は、喫茶店のカレーというと、欧風カレーがお決まりだったので、これは、私の舌には、幾つもの意味で刺激的だった。
チャイが飲めた喫茶店というのも、この時代は、この、元ヒッピーの営っている喫茶店だけだった。
それから、元ヒッピーの方というのは、懐が深く、制服に身を包んだ満面ニキビの私なんぞにも対等に一人の人間として世間話をしてくださるのも嬉しかった。
こうして私は、ほぼ毎日、喫茶店で飲食をして育ったので、単純計算するだけでも、私が扉を押した喫茶店の数というのは、ゆうに2000店を超える。
私は2000余の喫茶店に、命を救われたのだ。
今現在、喫茶店の数は激減し、私の行動範囲も体力の衰えと共に狭くなってきたので、足繁く通っている喫茶店は、両手の指に収まるほどになってしまった。
だけど、それでいい。
何故なら、今の私は幸せで満ち満ちているからだ。
喫茶店は、私にとって、心の避難場所から、居心地のいいもう一つの自室、となったのだ。
この記事へのコメント
mm
そう言う避難場所があって良かったですね。わたくしは
両親の頸木から逃れたのは23歳のときだわ(__;
もーもー
友にしてきた・・・ひと時 良いですね
kazukun2626
みたいですね(笑)
少なくなりましたね~
mayu
近くにあれば、行きたかったですね~
marimo
これは、名言ですね♪
私にもそんな場所、もしくは気持ちのよりどころがあったら良いな。
ヒッピーとはそういう方々だったんですね!
今初めて知りました。
扶侶夢
溺愛猫的女人
kiyotan
ですが今よりずっと多くて個性的なジャズ喫茶や純喫茶
がありましたっけ
今思うとちょっと高一の頃不良ぶって友人と入ったな
駅の周辺にたくさんあった喫茶店一つもなくなってしまいました。 寂しいな
現在住んでいるところにもあまり魅力的な喫茶店はない
中央線には敵わない
kinkin
英ちゃん
そう言えば、新宿駅の近くにあった純喫茶はトーストが食べ放題だったなぁ(;^ω^)
リンさん
私はデパートのレストランだったな^^
喫茶店は、高校生くらいからよく行きました。
あの頃は本当に多くて、今日はどこにする?って感じでしたね。
今も残っているのは1軒くらいです。寂しいですね。
八犬伝
1970年が全盛期でしたか。
街のあちこちに個人が経営する個性ある喫茶店がありましたよね。
それが今じゃドトールやスターバックスなどのチェーン店ばかりになってきましたね。
めりー
ぼんぼちさんのように喫茶店に避難すればよかったなぁ...(笑)
そうしたらもっと早く知り合えていたかも⁈^^
こういう喫茶店の雰囲気は大好きですが、
私は子供すぎて(いまだにですがw)ひとりでの飲食は苦手で...^^;
私は厚みのあるホットケーキ狙いでした☆
sara-papa
それはお酒に限らずコーヒーもです。
だから中学生までは、よく父と喫茶店に行っていました。
幼い頃はきっとプリンアラモードとかだったとおもいますが、コーヒーの香りが好きでコーヒーを早くから飲んでいた記憶があります。
確か夜眠れなくなるから違うのを頼みなさいと言われていたっけ!^^;
Boss365
喫茶店の存在「大バコの純喫茶」ですが、東京に来た時に初めて入りました。大人の気分?ゴージャスな気分を味わえた喫茶店で、当時田舎にはなかったかな?また、珈琲専科ではウインナーコーヒーを頂きました。「元ヒッピーの営っている喫茶店」にお出掛けする事はなかったですが、営利目的ではない?いつもガラガラ?一般の人には知られていない個性的な喫茶店にはよく通いました。ぼんぼちさんの扉を押した喫茶店の数ですが「2000余の喫茶店」は、大変素晴らしく本が書けそうな情報量ですね!?(=^・ェ・^=)
ムサシママ
括りの言葉「今の私は幸せで満ち満ちているからだ」で、
こちらも幸せを分けて頂きました
Rifle
喫茶店を利用できるようになって「俺も大人になったんだ!」と嬉しかったですねぇ。
「この場所で喫茶店で続けられたなら、全国どこへ行っても大丈夫」と言われる(言われていた?)国道155の超過密エリアは我が家から近いんですが、近年お店の数は減る一方です。
その代わりチェーン店が目立つようになりました。
naonao
喫茶店が心の避難所だったんですね。
私は田舎なので、喫茶店が地元にはなく
専門学校で都内へ通うようになり
喫茶店に行きました。
学校の近くにあった喫茶店のフードで
サラダスパゲティが美味しくてハマりました。
ごま大福@まろ
どこかの常連さんになりたかった。
これからもなれなさそう>
JUNKO
馬場
昔も今も喫茶店が大好きで、何件かハシゴした事がありましたが
何の拘りもなく...それでも、最近はチェーン店ばかりでつまらないです。
yoko-minato
ないですね。
でも一番の思い出は高校卒業式の後
ある教師が誘ってくれました。
高校時代は喫茶店は禁止でしたから
初めての喫茶店でしたね。
でもふかふかのソファーと薄暗い店内に
どこか落ち着きませんでした。
KINYAN
自分は、高校生の頃最初に喫茶店に入りピザトーストを食べた感動を思い出します(^o^)
フヂ
こういう喫茶店にはあまりなじみのない
世代ではありますが、調度品やカップ等も
素敵だなぁと思います。ウインナーコーヒーにも
憧れたものです。子供の頃家で自作しましたが、
何か違う…というものが出来上がりました。
かずい
ヨッシーパパ
現在は、もう行くことも無いと思います。
hana2024
新宿歌舞伎町の喫茶店は、店内にシャンデリアが下がるなど、確かに大箱でしたね。
ドリンクメニューの中でウインナーコーヒーって、贅沢なものの方ではなかったかしら?
私は上京して、喫茶店で初めて飲んだもので思い出すのは、アイスココアでした♪
つぐみ
喫茶店といえば家族で外食した後アイスクリームやパフェを食べたことが最初の記憶です。
Rchoose19
今もお店の廃墟が残る、五反野の駅前!
いろんな思い出があります。
マスターは、ものすごくオジサンに見えたけど、
今思えば40代になったくらいだったのかなぁと思います。
私服でしたが、高校生バレバレだったですけど・・・・
お茶の水のコーヒー専門店にも通っていました♪
ダッチコーヒーが好きでした。
kuwachan
もちろんもうその喫茶店は存在しません。
yes_hama
テーブルがインベーダーゲームだった頃が懐かしいです。^^;
sana
安心して過ごせる場があって、よかったですねえ。
子供の頃は一人で喫茶店に入ったことあったかどうか? 中学の時は、一人で入るのは禁止でした。なぜなのか不思議でしたけど。
大バコの純喫茶で、プリンアラモード!にしようかどうしようか…ってのはやったことあります。懐かしい~20代に多かったかな。一人で展覧会や映画に行った帰り、どこに入ろうか迷うのも楽しみでした。
介護中の貴重な気分転換ともなってくれてました。お気に入りの店、いくつもなくなってしまいましたが。
コロナ以後は店に入ることをしない生活が続いてます。免疫力が弱いのでね。出かける元気が戻ったら、またそれなりに?(^^;
ライス
喫茶店の空間は、何かを考えたり、何も考えなかったり、
若い頃はほどほどに利用してました。
注文は決まって、クリームソーダの次にホットコーヒーで、
食事は街中華で、というパターンでした。
喫茶店と街中華は若い頃の思い出深いです。
starwars2015
プリンアラモード、ウインナーコーヒーは同時代ですね。
高校の時は学校帰りに制服で喫茶店に入るのが粋でした。
mau
初めてフォークとナイフの使い方を教えてもらって食べたパンケーキ、今でも思い出します
その喫茶店はもうないけれど
yokomi
yamatonosuke
カップがお洒落なのもポイント高しです。
つむじかぜ
高校生の私にとってはタバコを喫う隠れ家でした。
ウインナーコーヒーにソーセージが入っていなくて衝撃!
最近は「喫」茶店が減って残念。
sakamono
のようなものが含まれているように感じます。今のこざっぱりした明る
いチェーン店にはないものですね。私は喫茶店より飲み屋に入ることが
多くて^^;。
meganesaru707
なかちゃん
自分の意志で店に入ったのも高校生になってからです。
自分で運転するようになってからは、友人たちといろいろ出かけた先で店に入ってバカ話をしていました(^^;
ぼんぼちぼちぼち
さっそくこんなにたくさんのコメントをありがとうございやす。
しかも、多くのかたがたがそれぞれに、喫茶店に対しての思い出や思い入れをお持ちなのでやすね!喫茶店マニアとして、とても嬉しいでやす。
あっしのブログの読者のかたは、カフェ世代ではなく喫茶店世代のかたが圧倒的に多くていらっしゃるようで、大変興味深いコメントが多かったでやす。
そうでやすね、うちは外食中心の家庭だったので、物心ついた時から喫茶店に通っていて、中1からは一人で行くようになりやしたね。
あの時代はどんな街の通りのあっちにもこっちにも喫茶店があったので、「行きつけ」という店を作らなくて、「今日はどの喫茶店に入ろう?!」って探検するのが面白くてしようがなかったでやす。
だって、あの頃の喫茶店って、いずれも個人経営だから、店の個性も百花繚乱だったじゃないでやすか。
喫茶店はテーマパークでやしたね〜
そうそう、ちょっと高尚な言葉を使うと、喫茶店は一つの「文化」でもあったのでやすよね。
最近の大手チェーン店のコーヒーショップでは絶対に育まれない対話や人間関係が生まれたり、ね。
うん、ぼんぼち、喫茶店に関する本、書けやすね。
物心ついた時から喫茶店の変遷をこうも体験し続けてきた人間は、そう多くはないと思うので。
純喫茶、、、そうでやすね、死語でやすね。
なぜなら、1970年前後にスナックが林立し始めたために、特殊喫茶がなくなるわけでやす。
特殊喫茶がなくなったら、純喫茶と純と冠する必要性もなくなったので。
なので、特殊喫茶が街から消えた後に出来た喫茶店には純が付いてないでやす。
たぶん、あっしの世代が、街で特殊喫茶を見たのを記憶している最後の世代でやしょう。
尤も、最近の若い人は、古い喫茶店のことをみな純喫茶と呼んだりしてるようでやすけどね。
大箱の純喫茶の魅力は、なんといっても池やビーナスを配置して、デットスペースをたくさん作っていたことでやすね。
そう、シャンデリアも家庭では絶対にありえないくらいに豪華で大きかったし。
これからの時代、あれをもう一度やろうとしても、絶対にできないでやしょうね。
あれだけのデットスペースを贅沢に取れない。
珈琲専科には、必ずウインナーコーヒーがありやしたね!
そうでやすね、ブレンドとかよりは少々お値段高めでやしたね。
で、アレンジコーヒーの中で一番お高くて高級感があったのが、カフェロワイヤルでやすね。
あれを頼んだ時には、ちょっと特別な気分になれやしたね。
ヒッピーの営っていたカレーとコーヒーとチャイの店、あっしが住んでいた(今も)のは中央線沿線だったから、それもあって、そういうお店が多かったのだと思いやす。
中央線って、ヒッピー帰りの人が多かったんでやすよ。
ヒッピーというと、差別的な目を向ける年配の人もいたようでやすが、彼らはフーテンと違って、しっかり思想を持っていてユートピアを目指して生きていたのだから、格好だけで差別するのはおかしいよなあと思いやすね。
記事本文にも書いたように、ほんとに懐の深いマスターばかりでやした。
今思い返すと、インドに行けばそういう人間になるよなあって、納得できやすね。
喫茶店、、、このまま減少していって、そのうち完全な過去の文化になってしまうのでやしょうね。
喫茶店世代だったあっしらは、そういう意味では幸せな世代でやすね。
Take-Zee
高校時代は駅前のおばちゃんのサテンで
たむろしたもんです (^!^)!
taekozue
高校時代、よく喫茶店に入り浸ってた時、ウインナーコーヒーを
注文するのはちょっぴり大人になれた感じがしましたが、意味は知らずに飲んでました(苦笑)2000店、凄いですね。その中でもぼんぼちぼちぼちさんが特にお気に入りの喫茶店を選ぶなら、らんぶるでしたでょうか・・
トモミ
newton
拳客の奥様
私の幼なじみは、タバコ店併設の喫茶店でした
初めて喫茶店のツナサンドイッチを食べた時は
余りの美味しさに夢中になりました^^
ぼんぼちさんのお好きな喫茶店食べ物は何ですか?
りみこ
居心地の良いお店が減っていくのは寂しい限りです
たいちさん
sig
つい先日、神保町に用があり、路地裏の老舗のあたりを歩いてきました。時間がないのでそのままでしたが、また出直したいと思います。
cheese
ジュークボックスから流れる青い影と煙草の煙とナポリタンの匂い。
早く大人になりたいと思ったのを今でも鮮明に覚えてます。
家には居たくない年頃は訳もなく喫茶店に屯っていて。
丘とかマイアミとか今でもあるのかな?懐かしいです^^
そらへい
ジャズ喫茶、音楽喫茶、純喫茶・・・
喫茶店は時に避難所でもありました。
甘党大王
私がコーヒー用の砂糖(コーヒーシュガー?!)と
初めて出会った衝撃の場所ですw
現母と父が再婚当時、時々私も一緒に。
大人の領域だ~~~と記憶しています(^^ゞ
そこで何故か??
キャンディーのようにポリポリ食べていた記憶が。。。
もしかして、超~貧乏だったのかも(^^;
そして、父に教わった味「ウインナーコーヒー」は長年のお気に入りでした。
懐かしいなぁ~~~。
藤並 香衣
大人になったら行きつけの喫茶店を作りたいと密かに思っていて
やっとそういうお店を見つけたのですが
複合施設の改修を機に閉店されてしまいまいた
コーヒーゼリーが絶品だったんですよ
NO14Ruggerman
60年代からあったのですね。私は70年代後半の同メニューに
たまにお世話になりました。
今では絶滅危惧種いや完全に絶滅でしょう・・・
ぼんぼちぼちぼち
やはり殆どのかたが、喫茶店には何らかの思い出や思い入れがおありなのでやすね!
喫茶店、、、単に飲んだり食べたりするだけじゃない、くつろげる場所、心の拠り所、自殺から助けてくれる場所、あんなパラダイスが街のあっちにもこっちにもあった時代、いい時代でやしたね〜
様々な理由で今は急激に喫茶店が減少しつつありやすね。
あっしらは、幸せをいっぱいもらったその事実を胸に、善き思ひ出として大切にしておきやしょう!
ウインナーコーヒーがお好きなかた、意外と多いのでやすね!
あのふわふわに泡立てた生クリームの甘さと苦味の強いコーヒーを一緒にすするの、何とも言えず美味しいでやすよね〜
ビジュアル的にも美しいし!
あぁ、コーヒーゼリーも、珈琲専科には必ずありやしたね。
コーヒーゼリーも、美味しいでやすよね〜
上野の純喫茶丘は、ごく最近閉店していなかったら、今もあると思いやす。
あそここそほんとうの意味での純喫茶でやすよね!
お店が出来たのが1960年代初頭なので。
マイアミはもうないでやすね。
1970年代には、新宿のあちこちにありやしたね。
いかにも大衆的な喫茶店でやしたね。
さて、あっしが一番好きな喫茶店でやすか?
あっしの喫茶店訪問歴全ての中からだと、国立にあった邪宗門という店でやす。
店内には、イコンや昔の鉄砲がところ狭しと飾ってあって、一歩足を踏み入れると、もうそこは異世界!って感じでやした。
BGMはシャンソンでやしたね。
で、マスターは元船乗りで手品師でもあって、お店の中で一度手品を見せていただいたことがありやす。
店内でふと目が合うと、何度でも会釈してくださる、それはもう紳士なマスターでやした。いつもパイプをくゆらせて。
そんな素敵なマスターも、かなりのお年になり、亡くなり、それで国立邪宗門は閉店してしまいやした。
マスターが亡くなって、もう10年以上経つかなあ?
とにかく国立邪宗門は、あっしだけでなく、喫茶店マニアで行ったことがなければモグリ!というほどの有名店でかつ素晴らしいお店でやした。
現存する喫茶店で一番好きなのは、神保町にある神田ぶらじるでやす。
ここはジャンルでいうと珈琲専科の喫茶店で、店内が和風で茶色くてとても落ち着けやす。
BGMは、最近、ブギウギピアノがかかっていて、個人的にとても嬉しいでやす。
店員さんもみなとても接客態度がよくていらして、最高に気持ちよく時間を過ごすことができやす。
ちなみに、昨日も行ってきやした。
喫茶店で好きなメニューはでやすねぇ、
カレーでやすね。
純喫茶の欧風カレーもヒッピーのかたのやられてたインド風カレーも、どちらも大好きでやした。
あっしが人生の中で一番多く口にしてきたものは、間違いなくカレーでやす!
ゆう
その後アリバイトで作り方を知って、少し残念な気持ちになりました(笑)
ぷち
昔、喫茶店でバイトしてた時、ウインナーコーヒーを出してたのですが、
この生クリームをコーヒーに乗せるのを手こずってたことを思い出しました。
ぼんぼちぼちぼち
クリームソーダ、今、レトロ好きな若い人の間でブームでやすね!
クリームソーダのソーダの部分は、氷メロンのメロンシロップをクラブソーダで割るんでやすよね。
それで缶詰めサンランボは、店によっては使い回してるとこもあるとか、、、
ぼんぼちぼちぼち
可愛いカップでやすよね〜
このウインナーコーヒーのお店、あっしが毎週のように通ってる中野の喫茶店なんでやす。
生クリームがたっぷりで、このお店に来ると必ずウインナーコーヒーを注文してやす。
ウインナーコーヒーの生クリームの絞り出しが難しいの、納得でやす。
なんせ液体の上に絞り出すんでやすもんね!
お店によって(作る人によって)技術の違いが如実に表れやすね。
imarin
社会人になってからは珈琲に嵌り、待ち合わせの合間や会社帰りにひといきが習慣に。
リタイアした今はたまのスタバ時間が贅沢な癒しとなってます。
ぼんぼちぼちぼち
おお!ビッグパフェ、流行りやしたね!
全部食べると、お腹が冷たくなってくるんでやすよね〜
その後はコーヒーにハマられたとか。
大人の世界への扉を開けられたのでやすね!