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大駱駝艦・舞踏公演「阿修羅」を観て

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10月28日(土)、座・高円寺にて開催された、舞踏集団・大駱駝艦の「阿修羅」という公演を観に行った。

奈良・興福寺の阿修羅像をテーマとし、神・阿修羅が阿修羅像に至るまでの旅路を表現した作品だった。
舞踏の定義である「土俗的かつ前衛」という条件を守りながらも、古代ギリシャ演劇で使われていた形状のスッポリかぶる仮面を使用し、踊りが進むと、仮面をぬぎ、小道具として持ち踊ったり、白い神が阿修羅像へと変化(へんげ)してゆく様を、脇役の舞踏家さんがたが、手首まで真っ赤な絵の具に浸け染めて登場し、真っ赤な手も鮮やかで斬新な演出効果としつつも、阿修羅役の主役の舞踏家さんを、踊りながらペタペタと全身真っ赤に塗り変えてゆく表現とアイデアには、圧倒され 唸らされた、実に見事に、阿修羅→阿修羅像の歴史を、身体的抽象表現した芸術だと、感動の海に浸った。

大駱駝艦は、唐十郎氏の状況劇場にいた麿赤兒氏が、1972年に創設した、数ある舞踏集団の中でも今以て人気を保ち続けている集団である。
私は舞踏集団の中でもこの大駱駝艦が最も好きで、本公演、アトリエ公演、高円寺大道芸と、幾度もあちこちに足を運んでいる。
そのつど思う事だが、大駱駝艦の人気の理由は、以下のニ点によるものだと、分析している。
先ず一つは、次々と新しいアイデアを持ち込んで来る事。(今回では、仮面や赤い絵の具の使い方)
公演の度に、「わっ!今回は、こんなアイデアで来たか!」と、新鮮に嬉しく驚かされる。
二つ目は、常に世の時代のデムポに合った踊りをしているという事である。
舞踏というと、ゆっくりゆっくり動く、というイメージを抱いている向きも少なくないかも知れないが、大駱駝艦は、勿論、ゆっくりの所もあるが、基本、今の若い人が観ても決して退屈しない早さのテムポで動いているのである。
これも、主宰の麿氏の「一人一派」という、頭ごなしに押し付けない 自由な舞風のたまものだと、感じずにはおれない。
麿氏、その方針の成果として、良き後継ぎを幾多輩出したものである。

「舞踏」というと「何それ?」とポカンとする日本人が、少なからずいる。
むしろ海外、特にフランスで、「Butoh」として知名度が高い様である。
舞踏は、土方巽を始祖とする、日本が生んだ日本の芸術なのだから、個人的にはもっと、日本人の多くに知っていただきたいと願っている。
これからは、学校の芸術鑑賞日などに舞踏を観に行っても良いのではなかろうか?

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この記事へのコメント

  • mm

    おはようございます^^
    舞踏と言うのはあまりわからない分野ですが、阿修羅が阿修羅像なる旅路、なんて面白い^^
    興福寺の阿修羅像は有名ですものね。わたくしも会いに行きました。
    2023年11月15日 06:54
  • Rchoose19

    おはようございます。
    『舞踏』というのは日本発の芸術だったのですね!
    不勉強で、何も知らなかったです・・・
    興福寺の阿修羅像は、人気がありますね。
    確かに赤いですね。怒りの色なんでしょうか。
    2023年11月15日 07:27
  • NO14Ruggerman

    「Butoh」ですか、勉強になりました。
    高円寺は「大衆」と「文化」がごちゃ混ぜに楽しめる
    至って魅力的な街ですね。
    2023年11月15日 08:58
  • 溺愛猫的女人

    >神・阿修羅が阿修羅像に至るまでの旅路を表現した作品だった。
    とても面白そうなテーマですね(*^^*)
    2023年11月15日 11:07
  • Boss365

    こんにちは。
    舞踏と言えば、土方巽の前衛芸術「暗黒舞踏」を思い出します。
    昔は?ストリートでパフォーマンスしてました。
    現在、舞踏を見る機会がないですが・・・
    大駱駝艦の公演「全身真っ赤に塗り変えて」は、ちょい気になる存在です。
    舞踏は海外で高評価・マニアックなファンが存在します。
    ニッポン・聖地として発信するのも良いアイデアですね!?(=^・ェ・^=)
    2023年11月15日 13:51
  • Take-Zee

    こんにちは!
    大駱駝艦・・・まずここから迷路の始まりでした。
    まず、読めませんでした。 次に意味は調べて
    いるうちに・・・・(*-*)!
    2023年11月15日 14:35
  • kiyotan

    前衛舞踏というもの 私がまだ高校の頃遠い東京の方で怪しげな演劇人たちが演っているということが田舎の方に聞こえてはいましたが よくわからずにそのまま来てしまいました。本当に私にはミステリアスかつ魅惑的な不思議な舞踏です。高円寺の大道芸のイベントで少しだけみましたが肉体メインで言葉のない舞には精神的で哲学的なものを感じ魅せられました。
    2023年11月15日 16:33
  • newton

    昔、大駱駝艦を拝見したことがあります。その世界観と迫力に圧倒されました。
    2023年11月15日 16:39
  • 英ちゃん

    舞踏は私はワカランですわ(^_^;)
    仮面舞踏会(少年隊の曲)なら知ってるけど(;^ω^)
    2023年11月15日 17:31
  • ChatBleu

    知らなかったです。勉強になるなぁ。
    2023年11月15日 18:58
  • 斗夢

    わたしも「何それ?」です。
    2023年11月15日 19:18
  • つぐみ

    初めて「舞踏」なるものがあると知ったとき「???」でした。
    その後、田中 泯さんのパフォーマンスをたまたまテレビで見て引きこまれたのを記憶しています。
    流派など違いがあるのかもしれませんがインパクトがあったのは確かです。
    2023年11月15日 19:57
  • ヨッシーパパ

    興福寺の阿修羅像は一度、観たことがありますが、男の私から観ても美男子でした。
    2023年11月15日 20:53
  • sana

    興福寺の阿修羅像は大好きです。
    阿修羅が神から阿修羅像へと変わっていく‥ それを赤い手で塗っていくとは。面白そうですね!
    舞踏、以前にテレビで見たことはあったと思います。
    そんな特定の意味合いで、フランスで通っているとは知りませんでした! ひとつ賢くなりました^^
    2023年11月15日 21:08
  • たいちさん

    昔、国宝・阿修羅像の特別拝観に行ったことがあります。人数制限して大行列の中、拝観しました。神秘的な空気を味わいました。
    2023年11月15日 22:41
  • 風の友

    「舞踏」に対する認識不足で申し訳ありません。
    日本人として反省します。
    おかげをもちました
    大駱駝艦の舞台を見たいよ思うようになりました。
    2023年11月15日 23:48
  • ぼんぼちぼちぼち

    みなさん

    舞踏および大駱駝艦をご存知のかたもご存知ないかたも、おはようございやす。
    まず、大駱駝艦は、「だいらくだかん」と読みやす。
    主宰者の麿赤兒さんは、「翔んで埼玉」など、商業映画にも、コミカルな役から悪党まで、様々な役で出演なさっている映像の役者さんでもありやす。
    俳優・大森南朋さんのお父上でやす。
    大駱駝艦の主な特色は記事本文にも書きやしたが、他には、今回の「阿修羅」では使われなかったけど、作品によってはロック音楽を使ったりもすること。
    でも舞踏でやすから、リズムに合わせて踊るわけではなく、音楽が早くてもゆっくり動いたりしやす。
    見た目の解りやすい特色は、踊りてさんは、何らかの色を身体に塗られていて、主に白い人が多いんでやすが、金色の人や黒い人もでてきやす。男性はスキンヘッドでやす。

    で、舞踏そのものの歴史を、本文よりもう少しだけ詳しく説明すると、
    土方巽さんが1960年代初頭に「暗黒舞踏」として確立されたのが、舞踏の誕生でやす。
    舞踏にも様々な流派がありやすが、共通する絶対的定義というのは、「土俗的かつ前衛」ということでやすね。
    あと、他の踊りのようにリズムにはあえて乗らなく、踊りてさんが音楽を自身の内に取り込んで、それを肉体表現として表出する、というのも特徴でやすね。

    舞踏集団で一番一般的に知名度が高いのは、山海塾(さんかいじゅく)ではないかな?
    スキンヘッドの男性達が裸で白塗りにして、ゆっくり独特な踊りをしているあれ、と言えば、「あー、なんとなく解るような、、、」というかたも多いのではないでやしょうか?

    そう、田中泯さんも、代表者な舞踏家さんのお一人でやすね。
    田中泯さんも麿さん同様、現代劇に役者として出演されてもいるので、
    それが舞踏家さんだとは知らずにご覧になっているかたも、少なくないかも知れやせん。

    これらの舞踏家さん、舞踏集団は、すべて、土方巽さんを始祖として、各々の個性に分かれてゆきやした。

    やはり、あっしが予測した通りに、舞踏というものそのものをご存知ないかた、多いでやすね。
    これはね、学校が悪いと思うんでやすよ。
    日本の学校は、日本の文化を教えなさ過ぎやす。
    以前、少し前の記事で、ハンガリー文化センターに行った時に、ハンガリーの小学生は、ハンガリーの伝統舞踊を小学生の時に全員踊らされると聞き、なんて自国の文化を大切にする国なんだろう?と感嘆しやした。
    日本も、少しはそれを見習ったほうがいいと思いやす。
    教師が教えるのは、力量の点から無理としても、映像を見せて解説書を読み上げるくらいのことは、実現可能でやしょう。
    だって、フランスの文化人が舞踏の何たるかを知っていて、日本人の多くがそれを知らないって、変じゃないでやすか?
    踊りという分野に限らずとも、例えば日本画にしても、美術関係の人以外は、現代の日本画がどういう絵の具で描かれているのか、知っている人は極めて少ない。
    ほんとに日本は、文明先進国ではあるけれど、文化後進国だと実感しやす。

    人間って、あっしもそうだけど、興味のないことには、食指が動かず、観てみようとか調べてみようとか思わないんでやすよね。
    だけど、義務教育の時代に学校で教わっていたら、いやいやでも、それが何かを知ることになる。
    知った上で、嫌いとか興味を持てないというのは、人それぞれでいいと思いやす。
    舞踏は歴史的には新しいジャンルの踊りではあるけれど、誕生して60年は経ってやす。
    そろそろ学校で教えてもいい時代なんじゃないかな?
    2023年11月16日 09:17
  • ファルコ84

    日本人の知らない日本の事柄は、多いですね!
    土地や風習・・・にしても、外国人に教えられることが・・・
    ネットで知らせ合うようです、もっと勉強せねば!と思います。
    2023年11月16日 09:57
  • ムサシママ

    理解するには時間が必要かもです
    結局、出来ない、かな?
    何それ?とポカンとする日本人の一人です
    2023年11月16日 10:24
  • hana2023

    舞踏集団の公演を観に行った経験はありません。
    唐十郎氏の状況劇場のテントが花園神社で公演して頃は知っていますが、麿赤兒、または田中泯さんと最近は映画でしかその姿を拝見する機会はもちません。。
    2023年11月16日 11:36
  • JUNKO

    先日TVで阿修羅㋨像の解説を見たばかりでした。学生時代に見て衝撃的に感動したのを覚えています。それをテーマにしている舞踏見たいですね。津軽海峡は簡単いは越えられません。
    2023年11月16日 13:12
  • meganesaru707

    18の時の下宿先、隣の部屋の哲学科の先輩がくれたのがモノクロの阿修羅像の写真、以来装丁を変えながらも半世紀近く身近に置いています。未だよくわからんが、造られた頃の朱色を想像することがよくあります。舞踏、機会があればぜひ見てみたい。関西でもやってくれないかなあ~
    2023年11月16日 15:47
  • drumusuko

    ぼんぼちさんは、多方面に多くの趣味を持ち、それもしっかり解説できるほど熟知されていて、すごいなと思います。舞踏が日本発祥とは知りませんでしたが、芸術的にも、優れていることが今回分かりました(^^♪。
    2023年11月16日 15:53
  • yoko-minato

    舞踏・・・どんな舞台なのでしょう?
    記事を読むとなんとなく表現が伝わり
    ましたが見たことはなさそうです。
    唐十郎舞台の流れなのでしょうか!!
    2023年11月16日 17:41
  • sakamono

    何となく知っていましたが、日本の発祥だとは知りませんでした。
    なるほど土俗的。確かにそういうイメージはありました^^;。
    2023年11月16日 21:54
  • 向日葵

    舞踏。。面白そうですね。
    何にも知らなかったのですが、なんとなく日本のもの、と
    思っていました。
    前に、田中泯さんを何かのドラマでお見掛けして、
    「あ、あの踊りを踊る人だ!」
    と気づき、何時になく見入っていました。
    踊っていらっしゃる姿も、舞台か何かの宣伝か抜粋で。
    「実に恰好良い人が居るなぁぁ。。」
    と思っていました。
    2023年11月17日 02:47
  • ぼんぼちぼちぼち

    みなさん

    そうなんでやす、舞踏は日本発祥なんでやす。
    だからこそ、日本の義務教育の段階で教えて、全員の日本人が知っている状況になってほしい!と願ってやす。
    舞踏というものがどんな感じのものかは、一つ目のコメント返しの欄に書きやしたが、もっと具体的にお知りになりたいというかたは、「舞踏」または「大駱駝艦」でYou Tube検索すると必ず出てくると思うので、それを観られてみてくだされ。
    いくつかの舞踏家さん、舞踏集団を観ていると、特色、個性の違いも解ってくるので、そこも面白いとお察ししやす。

    麿さん、確かに唐さんとこの看板でいらしたから唐さんの影響も大きくその心身の内に入られていると察しやすが、舞踏の始祖は土方巽氏なので、舞踏に関しては、やはり土方さんの影響が強いと想像しやす。

    田中泯さんをご存知のかたが予想外に多くて、嬉しく驚いてやす。
    やはり現代劇に出られていると、多くのかたの知るところになるのでやしょうね。

    奈良の阿修羅像は、さすがにたくさんのかたがご存知でやすね。
    阿修羅神はインドで誕生して、色んな神様に変化(へんげ)して、その中に戦いの神であった時期もあり、そして結果的に、奈良のあの穏やかで美しいお顔の像におさまったんでやすよね。
    今回の阿修羅の公演でも、たくさんの赤い矢がとんできて、戦いを象徴したり、脇役の踊りてさん達が縦に並んで手をあの阿修羅像のポーズにキメたりと、とても解りやすい抽象表現でやした。

    いえいえ、あっしはそんなたいした知識の持ち主ではないでやすよ。
    興味のあることを興味のあるだけ見聞き、調べているだけでやす。
    極端な人間なので、興味のないことは、みなさんが呆れるほど知識がないでやす。
    2023年11月17日 09:19
  • naonao

    舞踏は知らなかったです。
    主宰者の麿赤兒さんは「飛んで埼玉」にも
    出演されていて俳優・大森南朋さんの
    お父さんなんですね。
    2023年11月17日 16:39
  • 八犬伝

    大駱駝艦ですかあ
    久しぶりに名前を目にしました。
    まだまだ健在なのですね。
    こちら方面に疎くて
    すいません。
    2023年11月17日 20:18
  • しゅん

    舞踏集団・大駱駝艦の「阿修羅」とても興味があります 見たいなあ
    2023年11月17日 21:11
  • hirometai

    ぼんぼちぼちぼち様
    近くの座・高円寺で上演されていたのですね。
    忙しさに追いまくられて、知りませんでした。
    阿修羅像は、興福寺が改修中の時に、奈良まで出かけて展示(背中まで見ることができました)されているのを鑑賞しました。昔から好きな像です。その神・阿修羅が阿修羅像に至るまでの旅路を表現した作品を見たかったっです。残念です。
    2023年11月17日 21:57
  • ぼんぼちぼちぼち

    naomaoさん

    へい、麿赤兒さんって、意外とご存知ない方が多くて、「大森南朋さんのお父さん」まで言うと、「へえ、そうなんだ」というお声が返ってきやす。
    「翔んで埼玉」では、所沢のお父さんの役をやられてやした。
    白塗りにして目のまわりを真っ黒にしたメイクで。
    あの塗りとメイクは、大駱駝艦で踊られる時の扮装なんでやすよ。
    あの映画は、非リアリズムだから、監督は麿さんがあの扮装で登場したら面白い!と踏まれたのでやしょうね。
    2023年11月18日 08:40
  • ぼんぼちぼちぼち

    八犬伝さん

    20年くらい前は、麿さんを中心として、お弟子さん達は脇役として踊っておられやしたが、今ではお弟子さん達が成長なされて、
    お弟子さん達だけの舞台も開かれてやす。
    今回の阿修羅も、麿さんは、監修だけに関わられてやす。
    2023年11月18日 08:44
  • ぼんぼちぼちぼち

    しゅんさん

    またどこかで再演される可能性はおおいにあると思いやす。
    今回の公演も、あまりに評判が良かったための再演だったそうでやす。
    2023年11月18日 08:47
  • ぼんぼちぼちぼち

    hirometaiさん

    阿修羅像を背中まで鑑賞できたとは、ラッキーでやしたね。
    お顔といい、肢体といい、とても美しい像でやすよね!
    大駱駝艦は、高円寺大道芸にも毎年出演されてやす。
    大道芸は、予約もなく投げ銭で観られるので、来年の大道芸で、まず、大駱駝艦をご覧になってみてはいかがでやしょうか?
    2023年11月18日 08:52
  • そらへい

    舞踏ではないのですが
    高校生の頃、ヨーロッパのパントマイム集団の
    無言劇を見ました。
    動きですべてを表現する、
    多感な高校生には饒舌すぎるくらいで
    感動したのを覚えています。
    2023年11月18日 15:45
  • ぼんぼちぼちぼち

    そらへいさん

    ああ、パントマイムも魅力的でやすよね〜同時に、演者さんの身体能力の高さにも舌を巻きやすね。
    あっしはマイムの世界では、中村有志さんのギャグマイムが好きでやす。
    全身全霊を使って思いっきり馬鹿馬鹿しい動きをやられる姿勢に、感動しながら大爆笑してしまいやす。
    2023年11月18日 20:54
  • カトリーヌ

    興福寺の阿修羅像は大好きです♡
    イケメンですよね(*´艸`*)
    舞踏は拝見したことがありませんが、神から阿修羅像に
    変化する過程で赤く塗り替えてゆくアイディアがすばらしい!
    ワクワクしますね。
    2023年11月20日 11:31
  • yokomi

    田舎では舞踏に触れる機会は全く有りません。以前NHKでやっていましたが、麿赤兒さんはナニのお父さんですね。阿修羅像は何処かのお寺で見ましたが、萩尾望都や荻野真の漫画では阿修羅が活躍していました。仏像巡りもしたいです。
    2023年12月02日 22:46
  • ぼんぼちぼちぼち

    カトリーヌさん

    仰る通り、興福寺の阿修羅像、とても美しいお顔をされてやすね。
    阿修羅役の踊りてさんを赤く塗ってゆくやり方には、ほんとアッパレでやした!
    最初、確か頬だか胸だかに、ペタッと赤い掌の跡をつけるんでやすね。
    その状態も画的に観せておいて、するうち、たくさんの手を赤く浸してきた脇役の踊りてさん達が、ペタッペタッペタッペタッって。
    で、ラストはまさにあの阿修羅像を彷彿とさせるお姿になってやした。
    2023年12月03日 10:13
  • ぼんぼちぼちぼち

    yokomiさん

    へい、麿赤兒さんは大森南朋さんのお父様でやす。
    大森南朋さんは次男さんで、長男さんは映画監督をやられてやす。
    仏像巡りもいいでやすよね。
    あっしは中高と美術学校だったので、修学旅行で、ものすごいハードスケジュールでものすごい数の仏像を観てきやした。
    あまりにたくさん見たので、どれが何という仏像だったのか、もはや記憶にありやせん。
    2023年12月03日 10:20