この B5版になった「冷たい廊下」が 我が部屋に届き、紙の質感と重みを両の手に確かめた時には、言葉にできない感慨に溢れました。
やみくもにパッと頁を開いてみたり、感想文(評論文)は まだまだ稚拙だなぁと反省してみたり、作文(小説)の中の蟹田氏の台詞を 声に出してみたり・・・・
これは、戸籍謄本や証明書の写真なんかより よほど明確に 「私」を示す書類だと言えます。
私の、享楽と恥と血と疾走と冷たさと叫びと孤独と訴えと逆説と怒りと後悔と航海と膿と笑みと皮肉と意地の悪さと体温のつまった 「私が私であること」を 何よりも正確に表す書類だと言えます。

私はかつて、言葉とは別の分野で 表現のはしくれのような仕事をしてきたので、知人には、「それは既に 何度も経験済みでしょう?」
と 不思議な顔をされるかも知れません。
しかし、仕事と私事では、根源的に 突き進む方向が まるで違うのです。
私にとって仕事は、お金を稼ぐための手段でした。
「たまたまお金になったらラッキー!」ではなく、安定した生活収入を得るためには、「楽しく 好きなものだけを創った」り、「ただただ優れた作品を目指す」だけでは 成り立ちません。
諸々の、理不尽さや不自由さや憤りや馬鹿馬鹿しさを飲み込んでいかなければなりません。
-----もしも 私がこの考えでいることを否定する人がいるとしたら、私がこれ以外に生きる術があったか教えていただきたい。 人間には、各々 様々な事情があるのですから------

表現の仕事の現場をまるで知らない人の中には、「表現者というものは全員、金などという つまらぬものにはまるきし興味が無く、かすみを食べて 雲のベッドに眠っている」くらいに思いこんでいたりする人がいます。
しかし、資本主義国家の中に生きるには、如何なる生業の人間も 資本主義の構造の外側にはみ出すことはできません。
表現の仕事というのは、鑑賞者に 夢を売る のであって、自らが夢を食べて生きてゆけるのではないのです。
無論、私がやってきた仕事-----私が仕事に於いて どのような方法論を持つか-----も、私であることに変わりはありませんが、それは あくまで「私であることの一部」です。
「私」という存在の一部に仕事が在るのであって、イコールや その逆には成り得ません。
早いもので 今年も もう半ばを過ぎました。
人間 誰れしも、いつ 何どき どうなるか解りません。
が、とにかく、2011年・末まで この調子で記事を更新させることができたら、また 一冊分の書籍にしようと考えています。
そうして、一枚でも多く、「私が私であること」の書類を重ね上げ 遺してゆければ・・・と思っています。
この記事へのコメント
リン
私も興味あります!
イヴママ
仕事と私事の違い、よ~く分ります。
私も常々感じることです。
どぼちょんぱぱ
私も頼んでみようかと思いつつ、何だか恥ずかしいようで^^;
rtfk
自分が自分であることの証し・・・とても羨ましいです。
これからも2巻、3巻、4巻~と継続されて行かれることを切に希望します。
海を渡る
私もそのうち、作ってみたいです。
toyo
おっしゃることいちいち共感させて読ませていただきました。
まったく「資本主義国家の中に生きるには、如何なる生業の人間も 資本主義の構造の外側にはみ出すことはできません。」・・そのとおりだと思います。
いっそ物々交換経済だったらいいのにと夢想します。友達はみんな私が絵描きになるものだと思っていたらしくシロアリ屋だというとびっくりします。
まったく自分でも予想外の人生です。これも「資本主義国家の中に生きるには」仕方なかった・・ぶつぶつ(笑)
でも、ブログを通じて様々な方と知り合いになれたのも予想外の出来事だったので感謝しています。どうぞ、ぼんぼちぼちぼち様に更なるハッピーなことがたくさん起こりますように。失礼しました。
絵瑠
おめでとう御座居ます。
素晴らしいブログですもの
書籍になさったらなお一層・・・と思います。
薔薇少女
装丁がぼんぼちぼちぼちさんらしくて素敵ですね!!!
私のブログは幼稚園のお絵かき日記みたいな物ですが
その内頼んでみたいなぁ~と思っております!
所でコメント欄も入れる事出来るのかしら?!
okimasa
凄いですね。これからも頑張ってください。
キャスリーン・ケイト
内容のあるブログですもの、これかららも楽しみにしております。
hatumi30331
興味があります。
製本にしたんですね。 いいなあ〜♪
自分らしさを凝縮した本になったことと思います。
どのくらいでこの厚さなんでしょう?
気になります・・・。
ナツパパ
それがブログの一番良いところですよね。
乙女座の詩人
ブログを本にするの素敵ですね。
ブログは自分が生きた証にもなりますね。感動しました。
ラブスコール
自分が、思ったこと感じたこと見たこと経験したこと
日々、忘れてしまいがちな些細なことでも
記録することは、自分の宝になるのかもしれない。。。
自分を知ることになるのかもしれない。。。
ぼんぼちぼちぼち
みなさん こんばんは。
さっそく沢山のコメント ありがとでやすっっっ(◎o◎)/
この製本、管理画面から注文できるところのにお願いしやした(◎o◎)b
ごく初期を除いてあとは3日に一度の更新で一年と三ヵ月半分、全333頁で厚さ1.4センチでやす。
書籍にしようという考えは、プログを始めた当初からありやした。
というのは、言葉による表現が通用する人間になりたいと それを学び始めた一番大きな理由は
母親に虐待された子供時代を一人でも多くの人に伝えたい という思いからでやす。
最初は、自費出版で・・・と考えていやした。
また、半自費出版の話になって編集者と何度もディスカッションしたこともあったんでやすが
半であっても そういう内容はちょっと・・・別な内容でどうですか? みたいな感じでやした。
するうち、時代の人気の読みモノの一つがブログに・・・
で、ある日、リアル友のソネットブロガーのかたの管理画面を覗かせていただいたら 簡単そうで、これならデジタル音痴のあっしでもできそう! と、
ここに辿りついた次第でやす(◎o◎)b
それなら 趣味の映画や文学の感想や創りためてあった短歌も交えて発表しよう と。
虐待の話は、これまでの間はちょっとだけ出しやしたが
これからじょじょに少しずつ ディープなことも書いてゆきやす。
ぼんぼちぼちぼち
あっしは入れやせんでやした(◎o◎)b
denta60
お〜、スゴイです...
残りますね、宝物だと(^^)
おめでとうございます。
そらへい
ブログに掲載することでも、少し客観性が出ると思うのですが
書籍化すると、その度合いはもっと強いものになるんでしょうね。
自分から離れた一つのもの、自分から離れた一つの自分・・・
私も書籍化するなら、コメントは入れないと思います。
デブデブなか字
それが高いか安いかは、その人の価値観によります。一生に一度、本を出す機会があるかないか。であれば本を作ったことで良い記念になります。
まぁくん
おめでとう御座います。
これは素敵な財産ですね!
ぼんぼちぼちぼち
そう、不特定多数のかたが観てくださるブログだと やはり
客観的視点で書くこととなりやすね。
あっしは、プログを開始する前約一年間、文章を書く練習も兼ねて ノートに毎日 エッセイや感想文を書いていて
それを土台として記事にしたものも多いんでやすが
映画評など、的を射ていると思いつつも 酷評は ちょっと載せるのに相応しくないと判断して止めたのが 幾つもありやすね。
自分自身が いろんな事情のもとに やりたくもない表現をしていたので
きっと それらを創った人達にも それぞれどうにもならない事情があったのかも知れない と考えてしまう というのもあやす。
決して安くはなかったでやすね。
今回のあっしの一冊は、デブデブさんのご友人のより もすこし高うございやした。
頁数が多かった というのも理由の一つにあると思われやす。
けど、アナログの形として残るものも創っておいてゆきたいな と思うあっしでやす(◎o◎)b
リンさん
私も作ってみたいです。
2冊、3冊と続けてくださいね。
elm
ブログを始める前に、いろいろ書きためておられたとは驚きました。
何事も計画的に確実に目標に向かっていかれるのだなあと思いました。
すごいですねえ。
山子路爺
れいこ姉ちゃん
まるごと自分の記事にしたいくらい同じ思いがあります〜。
書籍完成おめでとうございます。
いつか私も作ってみたいです。
sig
成果が手元に残りましたね。安心できますね。なによりの存在証明ですね。宝物ですね。
COPP(コップ)
アナログで残すことの出来るもの・・良いですね。
わたしも、なにか探して見ようとおもいます。
にすけん
birdland
太陽の玉子
出版おめでとうございます。
あさって
まだ高校1年生なので仕事については分かりませんが、学校生活においても『諸々の、理不尽さや不自由さや憤りや馬鹿馬鹿しさを飲み込んでいかなければなりません。』この文には同意です。
自分が自分であることとはなんなのでしょう?
かずい
僕のブログじゃ無理でしょうね。
仮に、僕が有名人だったら、好奇心で見てみたい人もいるかもしれませんが・・・。
いや、でもこういう足跡を電子状態から本と言う形にすることがすばらしいですね。
まかろにーあ
momoe
自分のブログで紹介した父の写真を
本にして贈ろうと思っていたのですが
そうすると最後のページが
震災の状況を撮ったものになってしまうので
やめました。
来年はプレゼントしたい!
masakazoo
ぼんぼちぼちぼちさんは、私とは別だけど似たような環境でお育ちになられたようですね。
私も幼い頃より、周りの環境に不満があり、私は他者の笑顔を見て自分を癒していました。
表現には、考えてきたことの地層というか、蓄積がものを言うのかもしれませんね。
ぼんぼちぼちぼち
今回の記事、多くのみなさんに共感していただけて
あっしとしては かなり意外な嬉しさいっぱいでやす。
というのは、表現の仕事をしていたころは、
初対面のお客さんに とんちんかんはまだ笑って許せるとして
不躾な言葉を浴びせられたり 絶句する言葉をこともなげに投げかけられたりしたんでやす。
具体的に言うと----
とんちんかん----
客 「個展の時、額を運ぶの重いでしょ」
あっし 「いえ、それは画商の仕事ですから」
客 「えっっっ?! そーいうものなんですかぁ?」
あっし 「はい、そーいうものです。」
客 「えっっっ・・・そっっっそーいうものなんですかぁ・・・???(納得できないという表情)」
不躾----
客 (あっしの顔を見るなり)「アンタ!死んだほうがいいね!」
あっし 「はっっっ? 何故ですか・・・?」
客 「作品が売れてるなんて 芸術家として失格なんだよ! 芸術家っていうのは、売れちゃおしまいなんだよっ!」
あっし 「あの・・・では、どうやって生活してゆけばよいのでしょうか?」(お客さんとケンカしちゃいけないので 静かに聞く)
客 「売れなくて飢え死にするのが芸術家ってものなんだよっっっ!!!」
画商とあっし「・・・・・・・(内心・嘲笑)」
絶句----
客 (いとも当たり前の表情と口調で)「絵描きさんっていうのは 全員 覚せい剤やってらっしゃるんでしょ。 だからこんなに素晴らしい絵が描けるんでしょ」
あっし 「はぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!? やってませんけど・・・・」
客 「えっ? やってないんですか? やってないのにこんな絵が描けるんですか?(納得できないという表情)」
また、自身の作品が金にならない同業者が荒らしに来たりもしやした。
そんなヒマあったら自作の向上に向ける努力すればいいのに・・・。
まぁでも、これらのことは あっし一人が直接受けることではなく常に間に画商(ピンとこないかたは、ミュージシャンとマネージャーの関係を思い描いてくだされば 解り易いと思いやす)が入るので
ワンクッション置かれたわけでやすが。
また、直接 お客さんとコンタクトを取ることは厳禁されていたので
好意的なお客さんともやり取りはできなかったんでやすがね。
なので、今回の記事、ものすごくとんちんかんなコメントや荒らしに来る人がおられるんじゃないかと覚悟していたんでやすが
こんなに多くのかたにご理解いただけてほんとに嬉しいでやす\(◎o◎)/
引き続き「自分が自分であること」について あっしなりに感じていることを述べさせていただこうと思いやす(◎o◎)b
ラック
思っています。 ブログ製本素敵な財産ですね。ちょっと欲しくなってしまいます。
ぼんぼちぼちぼち
あくまであっしの場合は、でなんでやすが
「自分自身に嘘を吐かずにいられること」だと痛感しておりやす。
あっしは、生活収入を得るために 本意ではないものを表現しておりやした。
爽やかできれいきれいでふわふわした何の淀みも暗さも無いような方向性のもの でやす。
対して、本当のあっしは、どろどろしてて暗くて恨みがましくて逆説的で皮肉屋でやす。
つまり、本当の自分とは正反対のものをあたかも「これが私です」と表さなれけばならなかった。
これは、精神の内側に 膿が蓄積される行為なんでやす。
例えば、表現者ではない人も、「自分と別人格の 自分が大嫌いな性格の人物を24時間演じ続けなければならない」と仮定してみると 解り易いかと思いやす。
どこかで1時間でも「あー、ほんとの自分はこうこうで・・・」というはけ口があれば 膿の絞り出しになるわけでやすが。
あっしが高校生のころを振り返ってみると----
まず、制服というものが 自分が自分であることを強引に否定しにかかる大きな要因でやしたね。
着るものや髪形が 自分であることの重要な柱になっている人とそうでない人がいやす。
あっしは前者だったので、制服を着なければならない時間は
常に「自分ではない」精神の閉塞感で息苦しかったでやすね。
つまり、ちょっとした括りの中にも「息苦しさ」を感じてしまったら それはもう「自分」ではなく
様々な括りがあってもそれを感じない状態であれば「自分である」のではないかと思いやす(◎o◎)b
で、上のコメントで masakazooさんも仰っているように
考えてきたことの地層・蓄積・・・その吐露
それこそが自分が自分であることの真の表現なのだと思いやす。
藤並 海
ブログというのは常に不特定多数の人の目に触れるということが
良い意味での足枷になっていると思います
僕もいつかブログ本を出せたら良いなと思いながら
ブログを続けています
t-youha
この本は、ぼんぼちぼちぼち さんの分身なんですね。この記事を読んでそう思いました。デジタルでなく紙媒体で残るっていいですね。自分の手でその全ての重みを感じ取ることができますもんね。
ぼんぼちぼちぼち
藤並 海さん
t-youha さん
おはようございやす(◎o◎)/
そう、紙媒体で残るというのはつくづく嬉しいものだと反芻しておりやす。
みなさんも、機会があったら 製本されてみてくださいね♪
実は 製本が上がったの自体は 今年の初めくらいだったんでやす。
でも、この記事は今月に公開しようと勝手に決めてやした。
というのは、あっしは6月生まれなんで 6月半ばに 何か自分の記念になるような記事を創りたいというのがあって
(去年も どなたも気づかないところで秘かにそれやって悦に入ってやした)
あと、公開時刻をいつも6時に設定しているのも そういう理由からでやす。
みなさん、これからも ブログ楽しみやしょうでやすっ(◎o◎)/
hanabi
そしてお誕生日月とのことで、重ねておめでとうございます!!
ご自分へのプレゼントにもなりましたね^^
先日、別のブロガーさんが自費出版で本を出された(しかも3冊目)
とおうかがいして、
「自分にも何か残せるものってあるだろうか・・・?」って考えました。
ブログもその対象になるかもしれませんね。
その時に思った事を書いた・・・自分が生きていた証ですよね。
いつか私もそんな日がくることを夢見て続けたいです。
とうふさん
こういう風に形に残すって事も考えてブログを書くというのもいいな~と
思いました^^
とうふさんのはお粗末過ぎて残せないな~(笑)
モッズパンツ
(^ー^)ノシ
tomomame
お邪魔するようになって以来、これは「ブログ記事」でなく「作品」だなぁ…と感じていたので、私も嬉しいです^^
(実は時々、上手く感想文が出てこない位考えさせられ、nice!のみで失礼しております)
消費社会、経済優先の社会ですから「仕事」で作る作品は必ず縛りがありますよね…。
不躾、絶句の例を読み、あーここまで酷い独りよがりな意見をぶつける人がやっぱりいるんだねぇ…とため息が出ました。
ディープな部分もあるからこそのぼちぼちぼちぼちさんです。
これからも創作続けて下さい。
ちずのこ
本にしたい気持ちはたくさんありますが、
連れには内緒のブログゆえ、闇から闇へ、でしょう。
昨秋閉館した、
ジョン・レノン・ ミュージアムの
館長を7年半やりましたので、テーマならそっちかな?
でも、
たくさんの「しばり」があるので、実現は不可でしょうが・・・。
いつかリバプールやNYのことなど
きちんと書き残したいですね・・・。
ともあれ、刊行おめでとうございます。
kuwachan
書籍化お目でとうございます。
お気に入りの一冊が出来上がって嬉しさも一入のことと思います。
私も気になっています^^
>決してお安くなかった・・
というところも気になりますが(笑)
ぼんぼちぼちぼち
嬉しいお言葉 たくさんありがとでやすっっ・ぺこりっ。
とてもいい人生の節目になりやした(◎o◎)b
そう、「作品」・・・どんなにちょっとした散文の記事であっても
「作品」という強い意識のもとに書いてきたので
そう感じていただけて嬉しいでやすっ。
あっしが製本していただいた 管理画面から注文できるとこのは
見積もりは無料で自由にできるようになってやした(◎o◎)b
確か、「この料金になってしまうなら このカテゴリーの記事は外してまた見積もりしてみる」
みたいなこともできたように思いやす。
ちずのこさん ジョンレノンミュージアム 惜しまれつつの閉館でやしたね。
聞いてみたいお話、たくさんありやす。
この3日間、不躾・絶句の例に出したようなおかしなコメントを送りつけてくる人おられないようなので
絵を描いてたころの裏話、先々 もうちぃと詳しく記事にする・・・・かも知れやせん(◎o◎)b
腹黒ピカソ
本になると、パソコンの画面では分からない蓄積してきたものの重みとか感じられますね!
私自身も腹黒と名乗っているので、外白い自分と腹黒い自分の二つがあって、外白く生き続けて自分を常に隠そうと生きて、それがとても辛かったという経験がありました。
学生のうちはまだやりたいことやれていますが、もうすぐ就活なのでもっと外白く生きないといけないのかな。。。
akipon
ネット時代になり、電子書籍なるものも多くなった昨今ですが
やはり紙媒体に残すというのは、特別の感慨があると思います。
私自身も、本という発明を越える活字媒体は他に無いのでは?
なんて思ったりしています。(電子書籍は読みにくいので 笑)
std55
「何だろう??ちょっと見たみたい」と思わせますね◎
出版おめでとうございます。
FUCKINTOSH66
上梓おめでとうございます!+.(*´∀`*)ノ。+.゚ イェイ♪
手に取って1枚1枚ページをめくることのできる本という紙媒体。
デジタルもいいんでしょうが、より体感できる感じがいいですよね。
本に合うデザインのブックマーク挟んだりとかも楽しめるし〜。
ところで、私はまだこちらのブログを拝見し始めてから長くない
新参者なので失礼とは承知でお伺いしてしまうのですが
ぼんちぼちぼちさんは絵描きさんでいらっしゃるんですか?
erucat
「冷たい廊下」書籍化おめでとうございます
「言葉にできない感慨」誰もが味わえるものではありませんね
心からお祝い申し上げます。
ぼんぼちぼちぼち
電子ではなく紙媒体の書籍にすることの感慨を
こんなに多くのかたに共感していただけるとは
この点でも 嬉しく驚いてやす\(◎o◎)/
電車内などで電子書籍を読んでいるかた 最近ぐぐっと増えやしたね。
様々な媒体ができ 選択肢が増える というのは
喜ばしいことでやすね(◎o◎)b
あっし個人は、紙の書籍で読めるものはそちらを読みたい派でやすね。
あ、そうそう 今思い出したんでやすが
CGが出始めたころ、「筆で描く絵は そのうち世の中からなくなっちゃうんですか?」と よく聞かれやした。
デザインのような その方法を使ったほうが利点が多い分野は ほぼそうなっているようでやすが
筆で描く絵自体がなくなることはないでやすね。
選択肢が増えた ということでやすね。
やはりこれは 喜ばしいことだと思いやす。
映画が誕生しても舞台演劇なくなってないのと同じでやすね。
FUCKINTOSH66 さん 以前 絵描きでやした。
今現在は完全に 自分で描くことは辞めて、教えることをちょっとしているくらいでやす。
絵描きだったころは仕事がとても忙しくて趣味を愉しむヒマが全くなかったので(貧乏ヒマなしってやつでやすねf(◎o◎))
家族などの事情で自由になった今、こうして存分に趣味の大海を泳ぎまくってやす(◎o◎)b
優花風音
一冊、また一冊と隣に並んでいくといいですね。
仕事の不条理さ、不自由さは、私も音楽業界の底辺で味わってきました。
キラメキを支えていく代償は大きかったかも知れませんが、それが生きる術でした。
ぼんぼちさんの言葉を噛みしめ、こころに響かせながら、ぼんぼちさんのブログを読み返してみようと思います。
ぼんぼちさんの書籍欲しいです(^O^)/
tano
よいこ
毎回個性的な写真の表現も楽しみでしたので、きっと素敵に仕上がっているのでしょうね。
コメントも興味深く読ませていただきました。絵の世界では比較的 自由に書ける部分もあるのかなと思っていたのですが、そんなに意思に反しながら売れる絵を書かれてもいたんですね。
私もプロを名乗らずにやっている活動があるので、趣味でやるうちは楽しいけれど、仕事になると辛い、苦しい・・・と言うのはよくわかります。
本の商業出版も編集でいじられて辛いですね。
ぼんぼちぼちぼち
そう、音楽とか美術の仕事っていうのは お客さんに夢を売るわけだし 夢を壊さないための虚像づくりも必要とされるから
お客さんたちの中には「好きなことを好きなようにやってる」って信じ込む人が少なくないでやすよね。
書籍版を欲しいと言っていただけて なんか純粋に嬉しいでやすね~
あっしが書きたいことだけを勝手に綴ってきた自己満足の塊にそう言っていただけるなんて・・・
対して、絵描き時代に「絵が売れて嬉しいでしょ」と言われたことがよくありやす。
これには失笑してやしたね。
だって、売る目的で売れるものを狙って描いてるんだから
売れて当たり前で 売れなきゃ生活できなくなって困るんでやすから・・・。
ぼんぼちぼちぼち
ありがとでやすっっっ\(◎o◎)/
ぼんぼちぼちぼち
そう、何の分野も、趣味では純粋な努力だけで済んで楽しいばかりだけれど
仕事になると 理不尽さに迎合しなければならなくて
嫌な思いを耐えてゆかなければならないでやすよね。
文筆業も、編集者との関わりが大変なようでやすね。
その点 あっしは、こうして日曜文士を貫いてゆくので(そもそもが力量すらないでやすがf(◎o◎))
書きたいことだけを楽し~く書いてやす(◎o◎)b
アァ、気楽だね、サノヨィヨィ♪
s_29
『絵を描いてたころの裏話』・・・とても興味があります(〃▽〃)
ぼんぼちぼちぼち
ありがとでやす・ぺこりっ。
裏話、先々、ちびちびねちねちと書きつづっていこうかな・・・と思ってやす(◎o◎)b
禮 (Rei)
やはり、ただものじゃなかったんですね^^!
私は小中学生時代、小説家や詩人を夢見ていたものですから、当時はまだ液晶画面も三行ほどしかない表示されないワープロを必死に入力、熱転写用紙に印刷し、ある程度の量が仕上がったら、最寄の日用雑貨店のコピー機を占領して綺麗に普通紙にコピー、表紙や挿絵なども自分で書き(正直ヘタ。。。)、閉じ面を針と糸で縛り、その上を製本テープを貼り・・・そんなことまでしたものです。
今となっては、良い思い出です^^。
recchu
お祝いのことば、以前に訪問を滞っていたことお詫びいたします。ぺこり
今回の記事、書籍化に伴いぼんぼちさんのあらゆる思いの一つの集大成的なものと感慨深く拝見させていただいております
感想や思いはすでにみなさんが仰るとおり
たぶん、とんちんかんはあってもぶしつけ絶句の類の方々が入り込む余地はないでしょう!
「冷たい廊下」との出会いは
ソネブロのランキングからではなく
(そもそも順位に興味も信用もありません)
ふっとしんぱしーのようなものを感じ、引き寄せられてしまったのです
私には(も)そもそも持ってかすり込まれた価値観のようなものがあり
でも今持っている全体的な価値観は、
こうして他者とかかわり右往左往しながら色づけ形作られてきているものであるような気がしています
ぼんぼちさんの私が私であること の側面に、
関わらざるを得ない事情が私にもあります
それは、この世で人が人らしく生きていくために不可欠な要素であり
わたしはそこにどうやら”仕事”として関わっているようで…
それに絶対に失敗してはいけない緊張感や責任感を常に抱いています
(やり方はめちゃくちゃなんですが)
どうか、蓋をもっともっと開けて
さらけ出して精神をストリップなさってください
私たちやこれからの時代を担う者たちいおいて
それはとても重要な作業で、誰にでも出来るコトではありやせん。きっと。
なぜか知れませんが、有り難うございます!という気持ちでもって
お祝いをさせていただきたいと思うのです。。
ぼんぼちぼちぼち
そうでやしたか!
詩人や小説家を夢見て作品を書くかたは 昔も今も多いと思いやすが
挿絵も自筆で 製本まで御自身でされたとは!!
思い入れ深い書籍を創られていたのでやすね。
今も大切に保存されているのかな・・・(◎o◎)b
ぼんぼちぼちぼち
暖かいお言葉 ありがとでやす\(◎o◎)/
精神ストリップという表現 的確で魅力的でやすね(◎o◎)b
あぁ、なるほど確かにそうなんだよなぁと頷きやした。
とんちんかんくらいはねー 全然構わないんでやすよ。
あっしも他人様の仕事については きっと とんちんかんなこと思ってたり言ってたりするに違いないと思いやすし・・・
ブログを始めて視野がちょっとだけ広くなったかな と思うのは
様々な職業のブロガーさんがおられるわけで 「へーー そーなんだー」と 気づかされることでやすね(◎o◎)b
それまで自分が 観念的に 単なる想像で思い描いていたのと違ったら
「そんな筈ない!」ではなく その時点で 現実をきちんと認識してゆきたいと心がけてやす。
お仕事、ご無理のない範囲で頑張られてくださいでやすo(◎o◎)o
雀翁
表現者であろうと、町の旋盤工であろうと、警官であろうとそれは等しく言えることだと思います。でも労働を通し収入を得るというのは、資本主義とは関係がないように思えます。「働かざるもの食うべからず」でしょうか。
naimmy
ステキですね,憧れます。
私達が,買うことは,できないのです・・・??・・・よね。
この記事を読んで,あと,皆さんのコメント,ぼんぼちぼちぼちさんの
お返しコメントを読んで,書きたい事思うことたくさんありますが,
書き切れそうにないので,割愛します(汗)
でも,あの~私も接客業してるのですが,理不尽なことする人って
結構いるのですよね・・・信じられない。
私も,「人のこと,かまわず,自分を磨けば??自分の楽しみみつければ?」って思います。
自分が後悔しない人生を生きたいですね。
ぼんぼちぼちぼち
そう、どんな職業の人にも等しく言えることでやすよね。
それなのに 世の中には「表現者だけは特別で 自分イコール仕事」と思い込んでいる第三者が少なくなかったりするのでやす。
働かざるもの食うべからず、当然でやす。
で、あっしがここで言っている資本主義云々というのは
仕事をするかしないか ではなく
誰れも買う人のいない商品ばかりを毎日必死に生みだしても
つまり、お金にならない仕事をしても生きてはゆけない
ということでやす。
ぼんぼちぼちぼち
まぁ、あっしが直接お送りして製本にかかった一冊分の料金をいただけば
お売りできないこともないのでやすが
かかった製本料金は決してお安くはないので ちょっと申し訳なさすぎて
それは考えてはいないでやすねf(◎o◎)
接客業されていると、信じられないくらい勝手なお客さんに遭遇したりしやすよね(◎o◎:
また、働いてる者同士の人間関係も大変そうでやすね。
>人のこと,かまわず,自分を磨けば??自分の楽しみみつければ?
まったくそう思いやす。
先々 そこに焦点をあてた記事もひとつ書こうと考えてるとこでやす(◎o◎)b
oira
往けてます!
ぼんぼちぼちぼち
ありがとでやすっ・ぺこりっ。
稚拙な自己満足ながらも 精進を続けたいと思いやすっo(◎o◎)o